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3年ぶりの富山行⑧(R4.5.25記) [旅日記]
4/23。川合田温泉で一泊した翌朝。近隣の「福光美術館」へ向かいます。
福光美術館には、魂で彫る版画家、棟方志功と絢爛の花鳥画家、石崎光瑶の作品が多数常設展示されています。
分館の「愛染苑」共々、これまでに何度か訪れてその作品群に接し、その都度新たな感動を受けてきました。
美術館に向かう足取りは軽く、心が弾みます。
進入路に立つ看板。
美術館入口の館名標板と分館「愛染苑」の企画展のポスター。
入館してすぐに二人の常設展示室に。
棟方志功の作品。
「二菩薩釈迦十大弟子」
「福光風光の源玄」
「女人鷹の柵」
「宿業者是本能則感応道交」
石崎光瑶の作品。
「燦雨」
「寂光」
「雪」
二大巨匠の伝説の名作を久しぶりに鑑賞しながら、「福光」を再訪できた喜びをかみしめていました。
「福光美術館」につきましては、丸2年前、富山県高岡市にある社団法人富山県西部観光社「水と匠」がアップしたHPをご覧ください。( ココポチでご覧ください。)
3年ぶりの富山行⑦(R4.5.24記) [旅日記]
4/22。福光・川合田温泉での旧友との懇親会。
昨年、一昨年と2年続いて開催中止となり、3年ぶりに一堂に会します。
コロナによる2年の足踏みが無ければ今回は10回目のメモリアル会合となるはずでした。
昔、あるイベントの運営を共に担った仲間との、年に一度の懇親会。
3年前には元気に参加してくれたNさんが昨年逝去され、常連のHさんも体調不良で不参加ということで少し寂しくなりましたが、会の中心となるHさんからの、未来志向の多彩な地域活性化策のお話を皮切りに、和気あいあいの楽しい宴が始まります。
春の山菜と川魚を中心とした福光ならではの素材を使った田舎料理に舌鼓を打ちながら、久しぶりの懇親会は大いに盛り上がってゆきます。
懇親会の後の2次会では、「紙芝居の伝道師」Yさんの「紙芝居」実演と、名シェフUさんの手づくりの料理を肴にして夜の更けるまで歓談が続きました。( 続く)
3年ぶりの富山行⑥(R4.5.22記) [旅日記]
4/22。富山駅から「あいの風とやま鉄道」で高岡駅へ。
高岡駅からJR城端線に乗車、約45分で福光駅に到着。
駅前から旅館の出迎えバスに乗って10分。今日の宿「川合田温泉・山田屋」に到着です。
この川合田温泉は、弘化4(1847)年開湯し、湯治場として親しまれてきた歴史のある温泉とのこと。
心地よい山里の静かな環境の中に素朴な宿が現れました。
宿の入口正面の大きな桜の木。花の盛りは過ぎたもののまだ見事な姿を残しています。
桜の花の下で集合写真を1枚。
周囲にシャクナゲが咲き乱れています。「福光の花」だそうです。
ここは、新鮮な山菜と川魚の料理が名物とのこと。
今晩の旧友との久しぶりの懇親会。
どんな田舎料理が味わえるのか、大いに楽しみです。(続く)
3年ぶりの富山行⑤(R4.5.16記) [旅日記]
4/22。富山県民会館で旧友の作品展を鑑賞した後、福光へ向かうため、JR富山駅へ向かいます。
県民会館からゆっくり徒歩で7~8分。富山駅前に着きました。
駅正面の左手に初めて見る建物があります。
ここは昔何があったっけ・・?
グーグルアースを検索して昔の航空写真を覗いてみました。
この新しい建物は以前、富山駅の旧駅舎や駐車場などがあった場所に建てられたようです。(下図 赤枠部分)
この建物についてWEBで検索してみました。なるほど「ホテルと商業施設の複合ビル・マルート」ですか。まだ出来立てなのですね。
駅構内に入ります。
これから「あいの風とやま鉄道」に乗って高岡へ。「JR城端線」に乗り換えて、終点の2つ前の「福光」へ向かいます。
予定の列車を待つ間に、駅構内を散策。
2020年に実現した路面電車の南北直通の様子を見に行きました。
この直通運転は、それまで富山駅北側で「旧富山ライトレール」が運行していたLRTと、南側で富山地方鉄道が走らせていた市内電車のレールを駅高架下で繋げたものです。
路面電車の乗り場入口と、プラットホームから眺める、駅南と駅北。
YouTubeで2020年3月の直通運転開始の動画を見つけました。
南北直通後の、市内路面電車の路線図です。
まる3年ぶりに訪れた「富山駅」。
今回は時間が無くてゆっくり見れませんでしたが、次回は、マルートや南北直通路面電車を存分に体験したいものです。(続く)
3年ぶりの富山行④(R4.5.12記) [旅日記]
4/22。富山城址公園を抜けて、富山県民会館へ.
県民会館の6つの展示場はすべて「美術展」で埋まっています。
私が目指すのは、「それぞれの情景展」。
旧友のMさんが2人の親しい画家仲間と語らって年に1回開催しています。
今年のMさんのテーマは「2011.3.11」。
10年前の「大震災」の「釜石の奇跡」と「大川小学校の悲劇」を素材に描かれた、「震災」と「防災教育」のあり方を訴える作品の数々。
Mさんは、この作品群を制作するにあたって、数回釜石、石巻を訪ね、現地の皆さんからお話を聞いてこられたとのこと。そのあふれる熱意が作品からひしひしと伝わってきました。
「NHKスペシャル取材班」のまとめた「釜石の奇跡」に収められたエピソードを紙芝居風に描いた作品群は、「犠牲者ゼロ」を生み出した素晴らしい釜石の防災教育から学び、それを語り継ぐ大切さを訴えています。
想定を越える事態や様々な要因が重なって起こったのであろう「大川小学校の悲劇」。
走って避難しようとする生徒が先生に呼び戻される、大川小学校校庭の風景を描いた作品。
整然と揃えられたランドセルが殊の外胸を打ち涙を誘います。
天災は避けられないものの、起きた場合の対処方法を誤らないよう、防災意識を高め、防災知識を周知させる大切さを、あらためて痛感させられました。
Mさん。素敵な作品を見せて下さって有難う! (続く)
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