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ききみみ文庫(H23.7.29記) [本BOOK]

先週、いつもの隣市の I 図書館から、「ききみみ名作文庫」を借りてみました。

BC①ききみみ.JPG

俳優・大塚明夫の朗読CDです。

朗読CDというものを聴くのは、実は初めてです。

昔、NHKラジオの「日曜名作座」で森繁久彌と加藤道子の名朗読はかなり聴きましたが、構えてCDで聴くと言うのは初体験。

借りてきた、ききみみ名作文庫の第4集は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」(10:29)と、「杜子春」(34:59)、同 第8集 は、太宰 治の「走れメロス」(35:40)と「桜桃」(19:27)です。4作連続して聴くと、約100分かかります。

朗読者の大塚明夫は俳優で、アニメ、映画、ゲームなどの主役の声でも多数出演。映画の吹き替えでは、ステイーブン・セガールやニコラス・ケイジなど。

BC②大塚明夫.JPG

大塚明夫の、7変化する味わい深い声の演技から紡ぎだされる芥川と太宰の世界を、2時間弱聴きながら、あらためて原作を読みたくなり、本棚から久しく取り出したことのない、芥川と太宰の二人の全集本を取り出して読んでみました。

BC③本.JPG

ン十年前の全集本ですから、活字は小さいし、カビ臭いし、CDに触発されなければ、絶対再読しなかっただろうと思いますが、あらためて目をしょぼつかせながら読んでみると、初めて読んだ頃の感動が蘇ってきて、なかなか刺激的でした。

「4S」推進で、これまで多くの書籍を処分してきましたが、この種の全集本はしばらく残しておいてもいいのかな、と思ってしまいました。

ところで、お遊びでYouTubeを検索してみましたら、こんな動画が見つかりました。「蜘蛛の糸」はこの動画以外にも何本か朗読動画がアップされていました。

全く余談ですが、「蜘蛛の糸」は近々映画化されるんだそうですね。


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