越前紀行⑦ー三国海岸ー(H25.3.30記) [旅日記]
3月2日。丸岡城を見学したあと、今晩の宿である、三国海岸のサンセットヴィラへ向いました。
三国海岸に着くと、三国突堤には日本海の荒波が打ち寄せていました。
クールベの絵画を思わせるような、印象的な光景も。
荒れ模様の三国サンセットビーチを眺めながら高台にある宿を目指します。
今晩の宿「サンセットヴィラ」に着きました。
この施設は、現在はある企業の保養所となっていて、幹事のMさんの伝手で特別に予約が出来たものです。
玄関を入ると、すぐ左手の壁に三好達治の詩が飾られています。
三好達治は明治33年(1900年)生まれの、日本を代表する叙情詩人。
昭和19年(1944年)から5年間、三国のこのサンセットヴィラ(当時・森田銀行西別荘)で過ごし「花筐(はながたみ)」「春の旅人」「故郷の花」「砂の砦」などの詩集を相次いで発表した、とのこと。
玄関壁面の詩は、詩集「花筐(はながたみ)」のなかの一章「うつつを夢と」だそうです。
部屋に入ると、窓から、先ほど間近でながめた三国海岸と三国突堤が望めました。
食事の前にお風呂に向う途中、階段手前の壁にこんなものが貼ってありました。
よく見ると、手書きの「健康養生訓」のオンパレードです。その一部をご覧下さい。
お風呂のあとは、お目当ての「越前カニ」と美味しいお酒が待っているのですが、「余り飲みすぎるなよ!」と、という天の啓示だったのかもしれませんね(笑)。 (続く)
2013-03-30 21:57
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