「凡事徹底」再び(H26.1.4記) [言葉]
「凡事徹底」。
「早寝早起」「笑顔で挨拶」「相手を思いやる」「整理整頓」「腹八分」などなど、何の変哲もない平凡なことを、日々「徹底」すれば、確実に日々の人生を心豊かに送ることが出来ます。
H24年3月に「凡事徹底」と題する記事をアップしました。
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新年にあたり、干支にちなんで「飛躍」を目指している自分としては、あらためて「凡事徹底」を胸に刻み、24年3月に自らのblogに記した次の一文をよく再読し日々精進せねばと、気持ちを新たにしています。
ダイワハウス工業を業界トップに育て上げた名経営者の「私の履歴書」に綴られている、「鬼」と呼ばれた凄まじい事業家魂と、不屈の闘争心、弛まぬ創意工夫を生み出す旺盛な研究心には、ただただ感服するのみで、到底真似の出来るものではありませんが、「凡事徹底」くらいは自分にも真似が出来そうです。
「不瞋恚戒 (ふしんいかい)」=怒りに燃えて自らを失ってはいけない。
(=> ココポチ)
「今、ここに全力投球」=もたもた、ぐずぐず、先延ばしにしない。
(=>ココポチ)
そして「凡事徹底」。
生活にリズムが出る「言葉」です。
日新日日新(H25.1.1記) [言葉]
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
今日(平成25年元旦)の午後、私の年賀状を読んだT君から、「日新日日新」ってどんな意味ですか?と尋ねられました。
昔、中曽根行政改革推進の立役者で、「メザシの土光」という渾名で広く国民に親しまれた、元経団連会長、土光敏夫さんの「土光語録」を読んで知った言葉ですが、今日は昨日より、そして明日は今日より、新しく良くなるよう日々心掛けて生きよ、という意味だよ、と答えましたが、元々の出典が何であったのか失念してしまいましたので、土光さんの「私の履歴書」をひもといてみたところ、次のように記されていました。
『 私の最も好きな言葉は、中国の古典『大学』伝二章にある「苟日新、日日新、又日新(まことに日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり)」というものである。
これは、中国・商(殷)時代の湯王が言い出した言葉で、「今日なら今日という日は、天地開闢(かいびゃく)以来はじめて訪れた日である。それも貧乏人にも王様にも、みな平等にやってくる。そんな大事な一日だから、もっとも有意義に過ごなさければならない。そのためには、今日の行いは昨日より新しくよくなり、明日の行いは今日よりもさらに新しくよくなるように修養に心がけるべきである」という意味。
湯王は、これを顔を洗う盤に彫り付け、毎朝、自戒したという。』
(土光敏夫著「私の履歴書」抜粋)
今年こそ後悔や反省をしなくても良い充実した日々を、1日でも多く過ごすことの出来る1年にしたいものです。
「凡事徹底」(H24.3.28記) [言葉]
今月の日本経済新聞の「私の履歴書」は、大和ハウス工業会長の樋口武男氏。
2007年に出版された同氏の著作『熱湯経営 -「大組織病」に勝つー』は多くのビジネスマンに感銘と勇気を与えましたが、この「熱湯経営」を再読しているような気分で日経・「私の履歴書」を毎日読んでいます。
3月13日付「私の履歴書⑬」のタイトルは『スパルタで「凡事徹底」』
同氏が1976年38歳の時に業績不振の福岡支店長を命じられ、赤字続きの支店を黒字化させた時の話。
赴任して先ず事務所の沈滞ムードを払拭するために電話の対応を改善することからはじめたとのこと。
明るい挨拶、思いやり、整理整頓等など、当たり前のことを励行する、すなわち平凡な事を徹底して励行させること(「凡事徹底」)から始めて諸々の経営改革を断行し、お客様の信用を高め、職場の士気向上をはかり、赤字再建をなしとげられたわけです。
ダイワハウス工業を業界トップに育て上げた名経営者の「私の履歴書」に綴られている、「鬼」と呼ばれた凄まじい事業家魂と、不屈の闘争心、弛まぬ創意工夫を生み出す旺盛な研究心には、ただただ感服するのみで、到底真似の出来るものではありませんが、「凡事徹底」くらいは自分にも真似が出来そうです。
「不瞋恚戒 (ふしんいかい)」=怒りに燃えて自らを失ってはいけない。 (=> ココポチ)
「今、ここに全力投球」=もたもた、ぐずぐず、先延ばしにしない。 (=>ココポチ)
そして「凡事徹底」。
生活にリズムが出る「言葉」です。