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一年の計(H.22.1.1記) [意見・雑感]

南部RHの朝日.JPG 

明けましておめでとうございます。

一年の計は元旦にあり。

今年の目標。
1 ブログを、最低週1回は更新する。(何とか出来そう)


2 毎日1万歩を目標に歩く。(少し頑張れば可能)

(WEB日本一周は、現在奈良を通過しました。スタートしてから200Km踏破。

でも日本一周の、まだ2%!先は長い!)


3 新しい「資格取得」にチャレンジする。(最大の難問だなぁ~)

(どんな資格、かはこれから考えるんですから、さてどうなるやら・・・)



年末に続いて、また雪が降りました。
大晦日から降って今朝は早くから雪かきの元旦になりました。
(運動量は1万歩ウオーキング以上だったなあ~)

 今年もどうぞよろしく。

(写真は和歌山県南部湾の日の出。我が和歌山メモリーのうちのワンショットです)



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あずみ野観光バス事案・その後 ( 6・3記 ) [意見・雑感]

貸切バスの規制緩和と「あずみ野観光バス」の事案のその後の情報をお伝えします

昨日、6月2日の日本経済新聞 38面 に

 ツアーバス 

 8割で法令違反

過重労働など 国交省、行政処分も  

という記事が出ていました。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070601AT1G0102F01062007.html

http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY200706010317.html?ref=goo

 

2月に発生した「あずみの観光バス」の」事故の後、3月から4月にかけてツアーバス業者うぃ含む316の貸切バス事業者を対象に調査した結果、204事業者で道路運送車両法違反を確認。中でもツアーバス事業者では84事業者中、68事業者で違反が見つかったとのことです。

国交省は違反事業者に改善を指示。違反内容に応じて処分するそうです。また違反を繰り返す業者は「営業許可取り消し」などの重い処分もありうる、との報道でした。

乗客の「命」を預かる「バス輸送事業者」が「安全」のためのルールを守らなくてもほったらかし、というのでは、何のための「国」の許認可権なのかわかりません。

国交省が「当たり前」のことを「真面目」にやっていただいて、わけのわからない「規制緩和便乗」&「安売り、安全無視」の「ツアーバス事業者」とその事業者を使い捨てのように買い叩く、「ツアーバス企画旅行・主催旅行会社」を、厳重に監督、指導して、「旅客」の「命の安全」を守っていただきたいものですね。

 

 

国土交通省・中部運輸局のHPもご覧ください

 http://www.mlit.go.jp/chubu/kisya07/jikou070523-2.pdf

 

 


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NHKスペシャル「高速バス戦争」 視聴雑感 ③(終) ( 5・06 記) [意見・雑感]

 ①②で、NHKスペシャルに関して、「ツアーバス」と「規制緩和」について考えてみた。

 では、「ツアーバス」は本当に安全が確保されるのか?番組で放送された事柄から、考えてみたい。

 番組の中で、大手ツアーバス会社・W社の社長が、孫請けのバス会社である「とうりゅう観光バス」社に出向いて、W社の「安全運行計画」に基づいて「安全運行」を守るよう依頼する場面があった。「とうりゅう」の社長は「安全確保のためには、運賃を上げてもらうしかない」と考え、W社の社長にそのことを訴えたかったが、切り出せなかった、との解説が流れ、番組画面では、W社の社長の「安全運行要請」の場面が放送された。

 私はW社の社長は、当然、貸切バス事業者として、安全運転のための「車両整備基準」や乗務員の過労運転防止のための、国土交通省・大臣告示である「改善基準」などを、ちゃんと守ってくださいね、と「とうりゅう観光バス」の社長に、依頼されたのかなぁと、思っていた。

 5月1日に①で紹介した「メルヘンルーム」の「やっさん」さんのコメントを見て、W社のHPを覗いてみた。 http://travel.willer.co.jp/security/plan/index.html

W社の「2007年安全運行計画」 というページがあり「安全運行計画」の目的として3つ表記されていて、

(1)ユーザーがバス会社を評価できる場をつくる                                                                      (2)私達の安全管理活動を告知する。                                                                                   (3)安心して選べる安全性を表示する。

の3つが「安全運行計画の目的」だ、と記されているが、ページのどこを探しても「安全運行計画」とは何か、の説明がない。

また(1)(2)(3)の文章をよく読むと、3つとも、「目的」条項とはどうしても読めない。・・・とすると、この3項目が「安全運行計画」そのものなのかなぁ、と推認できる。

そして(1)の                                                                                    『ユーザーがバス会社を評価できる場をつくる』の欄には、                                                     『「安全運行の声」を、ご乗車いただいたユーザーにいただき、評価結果を公表させていただきます。』と記され、                                                                           『 評価内容ご乗車日、運行バス会社を選択し、下記4項目の5段階評価、コメントをご投稿いただきます。                                                                         (1)安全運転
(2)乗務員の接客態度
(3)社内の清潔感
(4)社内インフォメーション  』

 と記されている(5月5日現在)(HP原文のまま)・・(3)と(4)の「社内・・」という表現については、メルヘンルームへの「大将(だがや)」さんからのコメントでも、「バスの乗客がどうやって、社内の評価が出来るの?」と揶揄されていたが、明らかに「車内」の誤植でしょうね。

 番組の中で、とうりゅう観光バスの社長に、馬鹿丁寧に説明していた「安全運行計画」なるものが、こんな、「乗客に運転士の運転態度のモニターアンケートをさせてもらいますよ」みたいな、「子供だまし」で「文章が日本語にもなっていない」「重大な誤植のある」代物だとわかり、唖然とすると同時に、こんな会社に「高速バスの安全運行管理」が本当に出来るのですか、とものすごく不安になった。

 W社は適正(安い)運賃維持と「安全指導徹底」のため、自社と直接契約できる「下請け・バス会社」とのみ契約することに変更し、「とうりゅう観光バス」はW社の孫受けであったので、このたび「契約」が打ち切られたそうで、「とうりゅう」の社長が「これまで(W社)より安い仕事でも探さないと、仕事がない」と嘆いていたのが、今回の一連の「規制緩和施策の矛盾」を象徴的にあらわしているようで、気の毒というより、少なからぬ「怒り」を感じたのは私だけではないだろう。

それにしても、「やっさん」さんのご指摘のとおり、「貸切バス運賃の下落に問題があるのか」「運転士の労働条件の低下に問題があるのか」「ツアーバスそのもの問題があるのか」等、何を言いたいのか良くわからない、消化不良になりそうな番組でした。

以上、「NHKスペシャル」視聴雑観 終わり。


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NHKスペシャル「高速バス戦争」 視聴雑感 ② ( 5・05 記) [意見・雑感]

 NHKスペシャル・視聴雑感②は「ツアーバス」と「規制緩和」について考えたい。

  

 そもそも「ツアーバス」とは、主要都市間を結ぶ「区間単純輸送・バス輸送サービス」で、これまでは「乗合旅客自動車運送事業(乗合事業)」免許を有するバス会社がその役割を担ってきた。

 「乗合事業」は、お客があっても、なくても、事業認可を受けた、運行区間を、認可された時刻、運賃で、毎日確実に運行を義務付けられ、その前提条件として、使用バス車両の届出、停留所の確保、乗務員の仮眠施設の確保など多くのインフラ整備が求められており、運賃は、以上の運行条件を満たすため(即ち確実な安全が保全されるため)の「必要コスト」を賄い、適正利益が確保可能な水準に設定されている。

 一方平成12年の「規制緩和」以降、急増している「ツアーバス事業」は、運行区間と運行時間をチラシ等で公示して利用客に約束し、一定区間の「輸送サービス」を利用客に約束する、まさに乗合擬似事業であるが、「旅行業」の商品のひとつとして位置付けられ、「お客の乗降」は一般公道、「運賃」は自由、「お客がなければ運行中止」、「使用車両はチャーターした貸切バス車両」、という形で、「乗合事業」と比べると格段に法的規制が緩やかで、固定的な設備投資も少ない形で事業運営がなされていて、「乗合事業認可事業者」との「輸送サービス確保のための投下コスト」には、天と地ほどの格差がある。

 「都市間輸送」という、「利用客の生命の安全」が最優先されるべき「公共輸送サービス」であるからこそ、国土交通大臣が法律で、一定の要件を備えた事業者に事業認可を与えているにもかかわらず、全く同種の輸送サービスを提供している「ツアーバス事業」が、当該法律の制約を全く受けない、という現状は、大変奇異である。

 「法的制約」と「投下コスト」にこれだけの格差がある2種類の「事業者」を、「規制緩和」の美名のもとで、同列に扱い、競争させていることに大きな矛盾がある。

 番組では、大手ツアーバス専業会社の社長が、「規制緩和」により「ツアーバス」という新商品開発が可能となり、消費者に廉価な輸送サービスを提供出来るようになった、との趣旨の発言をしていたが、「バス事業の規制緩和」は「貸切バス事業」の「規制緩和」であって、「乗合バス事業」の「規制緩和」ではない

 「消費者ニーズに沿った新商品」などとは、全くおこがましく、「ツアーバス事業」法律の隙間をかいくぐる「怪しい事業」といったほうが正しい。

 何でも安ければいいのか、安ければ「生命の安全が守られなくていいのか」

 このことを、行政はもっと正しく認識し、法の隙間を上手にかいくぐる「ツアーバス事業者」に対し、「旅客の生命の安全保全」に向けて、適切な指導、規制をおこなう必要がある、と考える。 (続く)

 


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NHKスペシャル「高速バス戦争」 視聴雑感 ① ( 5・04 記) [意見・雑感]

4月30日(日)夜10時から放送された「NHKスペシャル~高速ツアーバス格安競争の裏側~」を視聴した。

 

2月28日放送のNHK「クローズアップ現代」は、あずみの観光バスの死亡事故発生の背景にある「規制緩和の陰」の部分に、かなり正面から切り込んだ力作であったが、今回のNHKスペシャルは、焦点があいまいで、番組の意図が良く分からず、視ている方が消化不良になる番組であった。

今日から3回に分けて「視聴雑感」を綴ってみたい。

まず第1回は、毎度おなじみの「メルヘンルーム・投稿欄」に、放送翌日(5月1日)投稿された「やっさん」さんからのコメントから。

いつもであるが、やっさんさんのコメントは、大変的確で簡潔ながらも内容が豊富である。今回は本人の了解を得たので以下に紹介したい。

http://www3.rocketbbs.com/601/marchen.html

 

『 何がスペシャルなんだか() 

 ただのウィラーさんの宣伝で終わってしまった気がするのですが?()

そもそもツアーバスって既に公認なのかしら?

かな~り期待していたのですが不完全燃焼・・・

ウィラーさん立派な事を書かれているのですが

「ウィラートラベルHP 安全について」

http://travel.willer.co.jp/security/index.html

革命児になるのか?異端児になるのか?

ツアーバスの低価格化が問題だったのか?

乗務員の労働条件が問題だったのか?

規制緩和によるバス会社の増加が問題だったのか?

しかし・・・とうりゅう観光さんはかわいそうです。

出来ることなら何かしてあげたい・・・

毎度おなじみ国交省からのお知らせです(爆)

「貸切バスに係る安全対策の今後の取組みについて」http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090427_3_.html

「自動車運送事業に係る交通事故要因分析(平成18年度)の結果」                              tp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090427_2_.html

ツアーバスでググッたらこんなの出てきました!http://www.swa.gr.jp/fare/osa_tour.html

これ以外にもまだまだたくさんあるのよねぇ~もち正規の路線もあるし!  』

 

 まさに正論であり、全く同感である。

次回は「ツアーバス」と「規制緩和」について述べたい。(続く)

 


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