「選択」8月号(H.23.8.17記) [政治]
「三万人のための情報誌・選択」8月号。(「選択」誌のHPはココポチ)
いつもながら、国際社会、国内政治、経済、社会、文化の各分野の旬のテーマを取り上げ、密度濃くその深層に迫っていて、圧倒されます。
巻頭インタビューは、イギリス・タイムズ紙東京支局長、リチャード・ロイド・バリー氏。
「日本の政治の荒廃は『民度低下』の裏返し」と論じ、最後にこう締めくくっています。
『 民主党は確かに大きな失望をもたらしたが、政権交代であっという間に変化が起こると思っていた国民もナイーブすぎる。国民自体の意識が変わらなければ、政治家の資質など変わるはずがない。長い歴史の中で形成された気質を変えるには相当な時間を要するが、結局は、その長く緩慢な変化を耐え忍び、あらゆる啓蒙活動を通じて民度の向上を図るしか手はない。』
2年前に民主党を選択して、結果として大きな失望感を味わった多くの有権者一人ひとりが、自分の投票行動のあり方について真剣に自問自答して、次の行動に繋げてゆかないといけませんね。。
2011-08-17 21:30
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