ワシントン(H.26.2.22.記) [岩波・一日一言]
今日、本棚の岩波新書「一日一言」を手に取って2月22日のページを開いてみました。
2月22日はアメリカの初代大統領、Jワシントン(1732~1799)の誕生日。
ワシントンは1732年2月22日アメリカのヴァージニア生まれ。
軍総司令官として独立戦争を指揮して勝利を得、のちの合衆国成立にあたり初代大統領となる、と記されています。
「一日一言」に載っているワシントンの言葉です
アメリカ人民が自由人となるか、それとも奴隷となるかを、そしてまたアメリカ人民が、自分自身のものと呼びうる財産を持ちうるかを、おそらく決定すべき時がいま目前にせまっている。・・・・・・これから生まれてくる幾百万の人びとの運命が、神の加護のもと、いまこの一軍の勇気と行動とにかかっている。
残酷かつ無慈悲な敵軍に直面して、われわれの選ぶべき道は、勇敢な抵抗のみであり、しからずんばもっとも卑しい理屈しかない。
ゆえにわれわれは、勝利かそれとも死か、と決意せねばならない。
(独立宣言後ロング・アイランドの戦闘を前にしての軍への布告)
1783年のアメリカ独立から230年余。
以来今日まで「勝利か、それとも死か」と決意をせまった政治リーダーは、何十人、何百人いたことでしょうか。
今日も世界のどこかで、このワシントンの言葉が発せられているのかもしれません。
2014-02-22 22:02
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