本田宗一郎(H23.10.11記) [歴史]
昨日、アップル創業者のS・ジョブズのスピーチ動画をYouTubeで探していましたら、こんなものが見つかりました。
本田宗一郎。HONDAの創業者で伝説のカリスマ経営者。
短い動画ですが、少々(かなり?)破天荒な彼の個性が窺われる、キラッと光る興味深いものばかりです。
4本目は「名言集」です。
名言集の冒頭に出てくる、
「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
いい言葉ですね。
ちなみに、今乗っている私の車は、HONDA・アコード。
なんとなく、20数年前からズーッとHONDAファンです。
伝説のスピーチ(H23.10.10記) [歴史]
10月5日。現代の天才的革命家、ともいうべき、アップル社の創業者・S。ジョブズが亡くなりました。享年56歳。
そのあまりにも早い逝去の報に全世界が驚き、深く哀悼の意を捧げました。
S.ジョブズは天に召されましたが、「Think Different」というアップル精神は永遠であってほしいものです。
S.ジョブズについて、これまではそれほど深く知っていた訳ではありませんが、その逝去の報を聞き、各種報道や、blog friend の記事などを読んで、あらためて「S.ジョブズ・WHO?」という関心が深まり、YouTubeを検索してみました。
そして、2005年のスタンフォード大学卒業式で行われた、ステイーブ・ジョブズの「伝説のスピーチ」の動画をゲットしました。
先ずは前半をどうぞ。
続いて、後半をどうぞ。
このスピーチははじめて聞くのですが、彼の生い立ちから波乱に満ちた経歴、そしてその人生感(死生感)が極めて簡潔にそして感動的に伝わってくる、まさに感動の「伝説的スピーチ」だと思いました。
私にはスピーチを構成する、「3つのストーリー」のうち、三つ目の「死についての話」が印象的でした。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことは私の本当にやりたいことだろうか?」
そして、別のところで彼はこうも言っているようです。
「夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要なんだ。」
一日一日を真剣に、かつ実り多く生きることの大切さを、あらためて教えてもらいました。
S.ジョブズ。安らかにお眠り下さい。
歴史は繰り返すか (H.22.5.14記) [歴史]
最近、ひまを見ながら本棚や押入れの中の「本」の片付けを始めているが、先日、「古い雑誌」と「田中角栄本」が数冊出てきた。
「文芸春秋・S49年11月特別号」
36年前のこの雑誌には、田中政権を問い直す、として、立花隆「田中角栄研究 その金脈と人脈」と児玉隆也「淋しき越山会の女王」という二本のレポートが掲載されている。その後、この二本のレポートがきっかけとなり、時の最高権力者、田中首相が退陣に追い込まれたことで、この「文芸春秋」は大いに評判になった。
2002年に出版された、文春新書・塩田潮著「田中角栄失脚」
この本のあとがきで、著者は、「雑誌メデイアがひと刺しで時の首相を倒したのは・・・文句なしの歴史的大事件」と書いている。
この本は、「田中角栄研究」が文芸春秋に掲載された当時の政治状況、2レポートの執筆の経緯、掲載前後の関係者の様々な動きやマスコミの対応などを丁寧に辿って、田中政権崩壊の内幕を活写していて大変興味深い。
2003年に出版された、
幻冬舎文庫・津本 陽著「異形の将軍・田中角栄の生涯(上・下)」
津本 陽はこの「文芸春秋」事件についてどう記述していたかなぁ~と、パラパラと拾い読みしながら探していたら、突然「小沢一郎」の名前が出てきた。以下は同書下巻、P272からの抜粋。
『 小沢一郎は筆者(津本 陽)とのインタビューで角栄を評して言った。 「田中のおやじは、まじめで人がよく、権力主義的な割りきりができなかった。権力のすごみをおやじが知っていたら、すごい独裁者になっただろう。権力の本質、その使い方を知らなかった。また知っていたとしても、それを冷酷に行使することはできなかっただろう。おやじの欠点は、人のよさ、気の弱さだった」 』
今、小沢一郎は日本政界の最高権力者。そして、カネの問題で集中砲火を浴びている。はたして「歴史は繰り返す」のか。はたまた「権力を冷酷に行使」して、「独裁者」としておやじを乗り越えるのか。
たまった本を整理しながら、最近の政局に思いをめぐらせてた。
(・・・・こんな寄り道ばかりしていると、さっぱり整理が進まない。・・・ 反省! )